フラット35 3月金利情報

「フラット35」金利、最低の年1・25%

 

 返済期間35年以下(融資率最大9割)は、取扱金融機関の最低金利が前月より0・23%下がって年1・25%となり、過去最低を更新した。日本銀行が導入したマイナス金利政策で長期金利が低下したことを反映した。不動産や金融業界などでは、住宅の購入を検討する人が増えるとの期待が高まっている。
 フラット35の金利低下は3か月連続となる。2003年に制度が始まり、これまで15年2月の年1・37%が最低だった。
 返済期間20年以下の住宅ローンも、最低金利が前月比0・19%下がって年1・02%と、過去最低になった。
  フラット35は、金利を最長35年固定する住宅ローン。全国約330の金融機関が取り扱い、適用金利は金融機関によって幅がある。同機構によると、マイナス金利の導入後、問い合わせが増えている。全住宅ローンの新規貸出額のうち、1割程度を占めるという。

                                

                                 (読売新聞より)